「ペッツォールのメヌエットト長調ってどんな曲だっけ?」
「ペッツォールのメヌエットト長調っていつの時代に作曲された曲なの?」
などという疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
誰しもが聴いたことがある『メヌエット ト長調』。初めてのピアノ曲に選ぶ方も多いのではないでしょうか。
上品だけど可愛らしさもあって、大人も子供も演奏できる曲だと思います。
今回は、ペッツォールのメヌエットト長調の演奏動画とともに、ペッツォールのメヌエットト長調の特徴や作曲された時代背景などを解説します。
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ペッツォールのメヌエットト長調ってこんな曲
メヌエットの作曲者
この曲の作曲者は、長年バッハだと思われていましたが、実はペッツォールトというバロック時代を生きたドイツの作曲家でオルガン奏者です。
バッハが奥さんに贈った『アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳』に作曲者の名前を書かずに載せていたことが原因だったようです。
当時有名なオルガン奏者でしたが、現在まで受け継がれている曲は、ほとんどないようです。
バッハの音楽帳に名前を伏せて載せられたからこそ、こうして有名な曲として残されてきたのかもしれません。
メヌエット ト長調の特徴
メヌエットは「小さめのステップの踊り」という意味です。
当時の流行っていたカツラが落ちないようなステップ、というお話もあります。ですから、軽やかな雰囲気を出しても、決して跳ね過ぎないように注意が必要です。
この曲は、とても短い曲です。使う鍵盤の範囲も狭く、リズムも全体的にわかりやすいでしょう。
装飾音が出てきますが、バロック時代の音楽を理解して演奏する必要があります。
また、バロック音楽としては、ポリフォニーといって、右手も左手もメロディー出来ていて、それが合わさってハーモニーを作る形式を取り入れていることも特徴の一つです。
先に、鍵盤の範囲が狭いと書きましたが、これは、この時代にはまだピアノがなく、チェンバロで弾いていたためです。
また、チェンバロは、ピアノのようには音が伸びない楽器です。
このようなチェンバロの特徴をイメージして、ピアノに落とし込んで弾くことが最大のポイントになってきます。
譜割りは簡単でも、そのことを捉えて弾くと、シンプルでも深みのある演奏に仕上がることと思います。
