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「ピアノの和音で指が届かない場合、どうすればいいの?」
「手が小さくても指が開くトレーニングをすれば届くようになる?」
今回は、そんな疑問をお持ちの方に向けて、ピアノの和音で指が届かない場合の演奏法や、指の間を広げるトレーニング法を紹介します。
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この記事の目次
ピアノの和音で指が届かない場合の演奏法

あなたは、ドからどの音まで指が届きますか?
私は、手がとても小さくて、ドからドまでしか届きません。そのため、オクターブで押さえなければいけない部分や片手でいっぺんに4つの音を弾かなければならない時など、大変苦労してきました。
でも大丈夫!私はこれまで誰よりも、ピアノを楽しく演奏してきました。ピアニストの清塚信也さんでも、実はドからドまでしか届かず、ドからレまでがやっとのようですよ。
指が長い方が有利なのは事実ですが、指が届かなくても演奏できる秘訣やトレーニング方法をお伝えしていきたいと思います。
反対の手でカバーする①

まずは、指番号です。親指から順に①~⑤とします。
そして、次の図では、Aは右手でシレソシの4つの音をいっぺんに押さえています。
左手は、2つの音ですね。
A:右手でシレソシの4つの音をいっぺんに押さえた場合

この場合、右手の④の指と⑤の指の間がきつく、⑤は鍵盤を押さえられないことと思います。
このような場合、どうしたらもっと自然に弾けるでしょうか。
そこで、余裕のある左手がカバーしたのが次のBの図になります。
B:右手の一番左の音を、左手で弾くという工夫を取り入れた場合

Bだとどうでしょう。
Aでは右手の黃①で弾いていた部分を左手の青①に変えました。こうすることで、右手の押さえる音はレソシの3つになり、余裕ができました。左手も1つ増えたものの、レソシの音ですから、何の問題もなく弾くことができます。
このようにして、右手の一番左の音を、左手で弾くという工夫を取り入れて弾けることがあります。
反対の手でカバーする②

こちらは、ショパンの幻想即興曲の弾きはじめです。みんなの憧れの曲ですね。この1小節目と3小節目がポイントです。
まず1小節目ですが、左手ソとソのオクターブという事になりますね。
実はこの部分の弾き方は、ピアニストによって違うのです。
いろいろなピアニストの幻想即興曲がYOU TUBEで見られますので、ぜひ見比べてみてくださいね。
おすすめの演奏動画を2つご紹介します。
それでは、1小節目のパターンを見ていきましょう。
- 左手でオクターブのソを弾く
- 左手で下のソを弾いて、右手で上のソを弾く
この2パターンがあります。
そして、3小節目についてです。こちらも2パターンあります。
- 全部左手で弾く
- ドのオクターブを左手で弾き、続きの「ソドミドソ」は右手で弾く
指が届かない人は、断然②が弾きやすいですね。
このようにして、届かない部分を反対の手でカバーする方法があります。
アルペジオに変える

これは、『乙女の祈り』の2ページ目の部分です。
12小節目の左手、3拍目に注目してください。下から「ミシソ」になっていますね。これは、シとソが離れた音になっており、なかなか届く人はおりませんね。届くとしたら、リストかラフマニノフくらいでしょうか。
この部分の弾き方を先に伝えてしまうと、アルペジオで弾くのが正解です。
アルペジオとは「和音を下から順に分散させて弾きなさい」という指示記号です。
はじめから波線のアルペジオ記号が書いてあるので、この曲の場合は困ることはないかと思いますが、もしもアルペジオ記号がなくても、このように弾きましょう。
ここでは、指番号の通りにミシを弾いたら、ミの小指を離し、親指でそっとソを弾くと同時くらいに中指のシも離します。
音を省略する

こちらを例にして考えてみましょう。
右手は、4つもいっぺんに押さえなければならないため、手が小さい方にとっては、届きにくいと思います。
この部分の構成音、下から「ミソドミ」の中に、“ミ”の音が2つ入っていますね。このどちらかを省略するという事なのですが、どちらかわかりますか?
和音を両手で弾いた際、1番低い音と1番高い音は、大切な要素となります。ここでは、1番高い“ミ”黄⑤の音が大事になるので、省略するのは低い“ミ”黄①となります。
次のような、変化になります。

おわかりいただけたでしょうか。
先程、両手で弾いた場合、1番低い音も大事だとお伝えしました。ということは、この場合、左手の青⑤の音が1番低く大事な音になります。
もし、この左手もオクターブが届かない方は、青①を省略しても良い、ということになります。こうすることで、だいぶ楽に弾けるようになりますね。
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指の間を広げるトレーニング法
これまでは、弾き方を工夫して、届かない箇所を弾けるようにする方法をお伝えしてきましたが、 ここからは、ご自身で手をトレーニングして、楽譜通りにひけるようにする方法をお伝えしていきたいと思います。

写真のように、指の間にサイコロを入れるわけではありません。このサイコロが入っている部分が最大限に伸びるように、反対側の手を入れるのです。

上の写真のように反対側の手を入れます。
②と③の指の間、同様に他の指の間も、十分に伸ばしてください。私は、小学生の時に、お風呂の中でやると伸びやすいと聞いて、取り組んだ記憶があります。毎日、思い出すたびにやっていると、1週間で広がるようになったのを覚えています。

上の写真は、テーブルの端を使って、①と④の指を伸ばしています。テーブルと手の間に隙間がないようにするイメージです。
この指のトレーニングは大変重要で、この広げ方で実際に鍵盤のオクターブを押さえます。
同じように①と⑤の指も、伸ばしておきましょう。
基本的には、白鍵のオクターブは①と⑤、黒鍵のオクターブは①と④で押さえるのが通常です。
しかし、手が小さい方は、どうにか届く弾きやすい方を採用してください。
まとめ
今回は、手が小さくて指が届かない場合の演奏法やトレーニング方法をお伝えしました。
ピアノは楽しく弾くのが1番です。届かなくて苦労したり、毎回違う音を出してしまったりするより、工夫することで楽に弾けたら、スムーズに譜読みができることでしょう。
尚、音を省略した部分や指番号を変えた部分は、どんどん楽譜に記入して迷いなく弾けるようにしていきましょう。
私は修正ペンでどんどん消してしまいますが、難しい箇所は、弾く音にだけ蛍光ペンで色をつけるのも、頭の中が整理されるのでおすすめです。
あなたが、少しでもピアノを弾くことが楽になって、演奏を楽しめるようになりましたら幸いです。
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