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リストの愛の夢ってどんな曲?特徴を紹介

「リストの愛の夢ってどんな曲だっけ?」

「リストの愛の夢っていつの時代に作曲された曲なの?」

などという疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、リストの愛の夢の演奏動画とともに、リストの愛の夢の特徴や作曲された時代背景などを解説します。

この記事を書いた人

野村 紀水野村 紀水(のむらきみ)

ピアノ弾き語り演奏家 音楽講師

詳細プロフィール

リストの愛の夢ってこんな曲(辻井伸行(演奏者)の演奏動画)

フランツ・リスト

「愛の夢」を作曲したフランツ・リストは、1811年にハンガリーで生まれた作曲家。ロマン派を代表する音楽家の一人でピアノの魔術師と呼ばれていました。

6歳からピアノを始めたが、あっという間に頭角を現し、9歳頃に演奏会デビュー

貴族たちに認められてサポートを受けることができたリストは、ツェルニーに師事。

ツェルニーの師匠であるベートーヴェンにも、11歳の時に対面し、「素晴らしい」と認められたそうです。

ライバルはショパンと言われるが、才能を認め合い、互いの音楽を愛し、良き友人であったようです。

リストはコンサートツアーの先駆けとも言われ、幅広い層に人気がありました。

誰にもできないパフォーマンスで、まさに、現代の芸能人のような存在でもありました。

リストの偉大な功績のひとつは「交響詩」を確立させたこと

リストは、曲にタイトルを付けてテーマ性を持たせることにより、音楽をある種パッケージ化して作品を発表しました。

それだけではなく、一人だけの演奏会である「リサイタル」を世界で初めて行ったのもまたリストで、28歳で成し遂げました。

また、彼の音楽家としての情熱は、演奏、作曲だけでは終わらず、若い人たちへの教育にも向けられました。

一説には千人を数えたとも言われる弟子たちに、リストはなんと無償で教授していたとのこと。もしかすると、我々のピアノの先生をたどっていくと、リストに通じているのかもしれません。

代表曲には、『ラ・カンパネラ』『愛の夢 第3番』『超絶技巧練習曲 第4番』などがあります。

リストは、手が大きく13度届いたとも言われており、それは、例えば、ドからドを超えて、ラまで届くことを意味しています。

そのため、リストが作曲した曲には、指が届かないような譜割りが多用されており、演奏するには最も苦労する曲といえるでしょう。

愛の夢 第3番の特徴

『愛の夢』は、フランツ・リストが作曲した3つの曲からなるピアノ曲です。「3つの夜想曲」という副題を持ち、第3番は最も有名になりました。

元々は、詩人フライリヒラートの詩集の中の『おお、愛しうる限り愛せ』というポエムから歌曲を作曲し、その後、1850年に自らピアノ曲へと編集しました。当時、曲は番号で呼ばれており、後にタイトルを付けられた曲はありますが、愛の夢は、最初からタイトルがあり、ポエムを元にしてそれを曲にしました。

「あなたが愛したいだけ愛しなさい!」という愛情溢れるような歌詞から、現代でも結婚式で演奏される機会が多いようです。

全体的にテクニック的に難しい譜割りが散りばめられている中で、さらに複雑な流れの山場になるカデンツァが2箇所も出てきます。

譜読みにも、イメージしたテンポで弾けるようになるまでにも、相当な時間がかかることと思います。

それでも、諦めず地道に練習して、この曲の世界観を表現できるようになって欲しいと思います。

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