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葉加瀬太郎の情熱大陸の難易度は?バイオリンで弾けるようになりたい人へのアドバイス

「情熱大陸を弾いてみたいけれど、難易度はどれくらい?」

「情熱大陸を弾けるようになりたいけれど、どんなところに注意して練習すればいい?」

などという疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、情熱大陸を弾けるようになりたい人に向けて情熱大陸の難易度や練習のコツなどを詳しく解説します。

この記事の執筆者

演奏家 音楽講師 作曲家

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情熱大陸ってどんな曲?

『情熱大陸』は葉加瀬太郎さんが作曲した曲です。

TBS系列のテレビ局で放送されている『情熱大陸』という番組のプロデューサーが葉加瀬太郎さんに作曲を依頼し、この名曲が誕生しました。

こちらは、作曲者の葉加瀬太郎さんご本人の演奏動画です。

『情熱大陸』の難易度は?

皆さんの気になる難易度ですが、ズバリ言うと、初心者には難しい曲です。

ただ、大人になってからヴァイオリンを始めた方でも、2〜3年レッスンに通ったら始められそうな曲です。

具体的には、弦を押さえる左手のポジション移動を習得してから取り組んでほしいです。

目安としては、「スズキ・メソッド」や「新しいバイオリン教本」なら3巻に取り組んでからが望ましいでしょう。

特に難しいポイント

ボウイングが難しい部分

全体を通してリズミカルでボウイングが難しい曲です。

特に難しい箇所は2つあります。例えば下の楽譜部分です。

拍通りのリズムではなくシンコペーションのリズムなので、弓を返すタイミングに気をつけて弾きましょう。最後には辻褄合わせのために「アップアップ(V V)」のボウイングがありますので注意しましょう。

2つ目はこちらの箇所です。

先程と似ているリズムではありますが、休符が挟まっています。こちらは歯切れ良く弾いて休符を感じられるように演奏しましょう。

ビブラートが難しい部分

短い音のビブラートは難しいですね。速い曲ほど短い音が多くなり、大変です。
この曲では付点8分音符より長い音にビブラートをかけれられるように頑張って下さい。

特にビブラートが難しい部分は下楽譜部分です。

ほとんどの方が4の指で押さえる音ですが、4の指のビブラートがそもそも難しいことに加えて、フレーズの終わりなのでビブラートによる美しい響きと弓さばきによる収まり感を出さなければなりません。速いビブラートで良い音を作りましょう。

表現が難しい部分

細かいパッセージが多い前半と、長い音符が多い後半で音楽的表現を区別したいですね。

前半部分は、8分音符より長い音はアタックをつけて弾くとパワフルでかっこいい音になります。アタックとは、音の弾き始めにプツンと破裂音を少し加える弾き方です。弾く前に右手人差し指で弦に圧力を加え、弾くと同時に圧力を解放します。ぜひ試してみてください。

また下のセクションでは指をずらすようにして押さえるポルタメントを活用すると独特な表現をすることができます。

後半部分は、長い音には大きなビブラートをかけてふくよかな音色になります。短い16分音符は弓の使う幅を少なくすることでまとまりのある音になります。

ただこの部分は、テンポが遅くなりやすい部分でもあるので、メトロノーム練習をおすすめします。

比較的易しい部分

メインテーマの出だしは第3ポジションですが、ポジション移動の必要がなく、尚且つ左手指の形も習い始めに教わる基本的な形で弾くことができ、比較的弾きやすいです。

効率的な練習方法

この曲で重要なテクニックを整理しますと、

  1. アタックをつけて弾く
  2. ポジション移動(第1と第3ポジション間)
  3. テンポとリズム

これら3つに絞られます。

①アタックをつけて弾く

こちらの練習は、まずはA線もしくはE線の開放弦で行います。

弓を弦に置いて、右手人差し指指で圧力を加え、弾くと同時にその圧力を解放する、この順番でゆっくり練習してください。

ダウンとアップの両方でできるようになったら、曲のメロディをアタック込みでゆっくりのテンポから練習してください。

②ポジション移動

ポジション移動は、どのくらいの距離を移動するのか体に覚えさせることが大切です。

まずは1の指をずらすだけの練習から始めましょう。A線なら「シーレーシーレ」を全て1の指の移動でもって弾きます。

次は1と2の指を使って「シーミーシーミ」を練習します。

その次は1と3の指で「シーファーシーファ」、そして1と4の指で「シーソーシーソ」を練習します。

地道ですが、効果的なのでぜひ試してみてください。

③テンポとリズム

テンポの乱れが発生しやすい後半部分や、シンコペーションのリズムはメトロノームを使って練習しましょう。

特にシンコペーションの部分は音名や「タンタタンタン」と歌ってみることも良い練習です。リズムを知り、ヴァイオリンに反映させましょう。

まとめ

いかがでしたか?

ヴァイオリンを習い始めるきっかけになった方も多い、葉加瀬太郎さんの『情熱大陸』。本来は、今回紹介した部分以外にも前奏やアドリブ部分があり、そういった市販楽譜も多いかと思います。

初心者には難しい曲ですが、ヴァイオリンのしくみを少し理解できたら、ぜひチャレンジしてみてください。

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